ニュース News 2004 5 9
5月8日の共同通信のニュースには、このような記事がありました。
「旧イラク政権思い出す」 クウェート外相が米批判
【カイロ8日共同】
米軍によるイラク人虐待事件で、
クウェートのムハンマド外相は「旧フセイン政権を思い出させる残虐行為」と述べた。
親米アラブ国家の高官が、これほど強い言葉で事件を非難したのは異例。
クウェート各紙が8日報じた。
外相は1990-91年のイラクによるクウェート侵攻で、
多くのクウェート人がイラクの捕虜となり、
虐待事件の舞台となったアブグレイブ旧刑務所にも収容されたことに触れ、
「この事件は、われわれにとって意味することが多い」と指摘。
さらに「(旧フセイン政権の)人権侵害に直接苦しめられてきたわれわれは、
人権侵害に対し敏感なのだ」と述べた。